遊林寺|真宗大谷派(東本願寺)

butugan

仏願 老いても老いない 病んでも病まない 死んでも死なない そんないのちを 生きてほしい

 

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生まれたからには、避けて通れないことが老病死なのです。そんなこと知らない人はいないのに、心から受け止める事ができないのも、この老病死という私たちの「身の事実」です。だからこそ、仏様はその受け入れ難いこと(苦)を越えることを願い、越え出る道を教え示しているのです。

老いないいのち、病まないいのち、死なないいのちを生きる。」それは一体どういう事なのか。老いて病んで死んでいく私たちなのに・・・。

「事実を深く受け止める」このことを通して「生きている意味を問い尋ねて往く道」が私たちに開かれてくるのです。聞こえてくるいのち(仏)の声を導きとして・・・。苦は私たちに辛さを与えるとともに広大無辺で無量なるいのちの声を聞くチャンスを与えてくれるのです。「何のために生きていますか・・・。」

 

住職 釋淳照

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