遊林寺|真宗大谷派(東本願寺)

2016-8

「この苦労は自分だけではなかった」その気づきが思いやりを生む

○リオデジャネイロオリンピックで日本選手団は過去最高の41個のメダルを獲得しました。

4年に一度の大舞台で実力以上のスーパーパワーを出すために、水面下で何千回、何万回もの挑戦と失敗を重ねたのだろうと思います。「これだけやれば勝てる」という保証のない中で、継続して努力することによってのみ得られる成果であることを知っているからこそ、私たちは彼らの姿に感動します。 
そこには、日常生活の中で直面する様々な困難や思い通りにいかないことに対して、もがきながらも前進しようとする私たち自身の姿があります。
どうして私だけこんなに苦しまなくてはならないのだろう」と悲観していた時に選手たちの活躍を見、そして彼らの費やした努力の量を想像すると、なぜかしら力が湧いてきます。
「先はまだ見えないけれど、自分も彼らのように努力を続けよう」と多くの方々が気持ちを新たにしたことでしょう。
同時に、周囲にいて自分と同じように毎日悪戦苦闘しながら一生懸命に生きている同志たちに共に挑戦していこうと手を差し伸べている自分を発見したことでしょう。  
 釋敏応
ダウンロードはこちら

Top